BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3.  栄養・健康
  4. 日本の漢方、地位向上へ – 漢方薬など“伝統医療”をWHOが認定 –

日本の漢方、地位向上へ – 漢方薬など“伝統医療”をWHOが認定 –

こんにちは、薬学個別指導/薬学オンライン家庭教師・自習スペース・イベントスペース運営の「Commew(コミュー)」です。

漢方薬や鍼灸など日本や中国の伝統医療が、世界保健機関(WHO)の総会で認定される予定です。

国際的に統一した基準で定められた疾病分類である「国際疾病分類(ICD)」が、1900(明治33)年に初めて国際会議で承認され、日本でも同年に採用されています。
ICDは約10年ごとに改訂され、現在は全22章ですが、具体的に伝統的な東洋医学の章が新しく追加されます。

病気に対し狙いを絞って対処する西洋医学に対し、東洋医学では病気は全身の体内バランスが崩れて起こるという考えを持ち、同じ症状でも患者の体質によって治療を変えます。
日本では1976(昭和51)年に147種の漢方エキス製剤が医療保険に適用され、漢方医学は2001(平成13)年から医学教育に、2002(平成14)年からは薬学教育にも導入されています。

100年以上西洋医学中心でしたが、これを機に世界の医療基準の転換点となるとともに、日本の伝統医療の再評価に繋がりますね。

神戸・三宮 自習スペース
神戸・三宮 イベントスペース
薬学部定期試験に向けた基礎学力作り、CBT試験・卒業試験・薬剤師国家試験対策
薬学個別指導/薬学オンライン家庭教師「Commew(コミュー)」
 
TEL 078-241-7000 (受付時間 火曜除く、10:00~19:00)
https://commew.shuyusha.co.jp/

関連記事