生化学のお話:餅米と白米の違いを構造から考える
こんにちは、薬学個別指導/薬学オンライン家庭教師・自習スペース・イベントスペース運営の「Commew(コミュー)」です。
お正月はおせち料理を堪能しましたか?
おせち料理には色々な具材が入っています。
例えば、海老がおせち料理に入っているのは、海老のように背中が曲がるまで長生きしよう!という意味が込められています。
栄養学的に海老に含まれる成分を考えると、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす作用があるタウリン、また強い抗酸化作用があり、老化や疾病の原因となる活性酸素を抑える作用があるアスタキサンチンなどが含まれています。
続けておせち料理以外にも、お雑煮はもう食べ尽くしましたか?
お餅は、粘り強く、成績も伸び~~る!!とのことで、受験生に大変縁起が良いと言われています。
すましだったり、白味噌だったり、餡子入りや焼き餅、角餅など、味や調理方法は地方、ご家庭により様々です。
お好みの味で楽しみながら、あの粘り強さを考えてみましょう!
お餅(もち米)は、通常のお米(白米)よりアミロペクチンが豊富です。それに対して、お米(白米)はアミロースが多いです。
アミロースは糖が直鎖状の構造ですが、アミロペクチンは枝分かれが多く複雑な構造をしています。
そのため、伸びたり縮んだり、粘り気が出やすくなります。
アミロペクチンのように知識を枝分かれさせて、粘り強い頭脳を手に入れましょう!
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