検査値のお話:ChE
こんにちは、薬学個別指導/薬学オンライン家庭教師・自習スペース・イベントスペース運営の「Commew(コミュー)」です。
薬剤師として、患者さんから血液検査の結果について相談されるような場面、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
そこで、今回は「検査値」のお話をさせていただきます。
健康診断表などでよく見る「ChE(コリンエステラーゼ)」。
基準値は以下の通りです。
男性:234~493 IU/L
女性:200~452 IU/L
さて、ここで問題です。
「このChE(コリンエステラーゼ)の検査値は、主に何の指標になるでしょうか?」
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正解:「肝機能」(その他の疾患の指標になることもありますが、主に肝機能の指標となります)
ChEは肝臓のみで作られている酵素です。
そのため、
高値の場合は肝臓に栄養が過剰に存在する脂肪肝、
低値の場合は肝臓が弱っている証拠で、肝硬変や劇症肝炎などが疑われることがあります。
「ChEは肝機能の指標」是非覚えておいてください。
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